ディベート

2005年08月11日

二県またいでいざ千葉へ

自分は何気にKAEDEモデラー*であることを思い出し、モデル合宿に参加するため千葉大のあるJR西千葉駅まで。

ちなみに秋葉原〜西千葉間620円。横浜からだと1050円です。ためしに横浜から南へ1050円分行くと、早川と根府川の中間まで行けます。

早川はJR東日本屈指のドル箱路線である東海道線の中でもあまり知られていない駅。根府川はエヴァンゲリオン・2年A組の授業でいつもセカンドインパクト時の話を繰り返している先生が、2000年当時住んでいた地域として有名です。
(この程度の知識でヲタとか呼ばないでください。某JNベスト8のS藤には勝てません)

ちなみに根府川駅プラットフォームから望む海は素晴らしいです。

話がそれました。

千葉大って24時間たむろできるみたいで、パソコンルームを占拠して徹夜プレパレーションが敢行されました。

当然エスカップが2ケースほど用意されてました。

細々とモデルを作り続け、とりあえずできそうとなった辺りで午前7時。突然の雨に見舞われるも、西千葉駅前のドトールで無駄に時間を潰して帰る。

菊池君が明海ノリを体を張って表現していた。別所といい、次世代のホープ・のび太といい、相変わらず層が厚い。

*ディベート業界ではない方々へ

KAEDEとは何かの略で、ディベート大会のマネージメントを手がける組織です。

8月末に新入生向けのセミナー合宿でモデルディベートをするため、そして中小スクワッドを支援するため、毎シーズンはじめにモデルマテリアルとしてadvantage・disadvantageを作成します。

今回は僕がモデル作りのために招聘された形です。
keitasakurai at 11:06|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2005年08月03日

民営化後の郵便局

日経ビジネス8月1日号56ページより引用

"日本経済研究センターの白石小百合副主任研究員らが試算したところでは、郵便局の数を現在の2万4700から1万1000減らしても、最寄の郵便局への平均アクセス距離は、610mから1040mへと400m余り伸びるだけだという。…可住面積あたりで比較すれば、郵便局をドラスチックに減らしても、大半の郵便局は徒歩圏に残る。"


日経ビジネスに興味深い文章が。

民営化反対派の最大の焦点は「過疎地域では郵便局がなくなる」。もし上記の計算どおりなら遠くはなるものの利用できなくなるということはないのです。ディベート的にいうとno linkってやつです。

日経ビジネスも全文を載せているわけじゃないので後の部分がどうか知らないが、内容がこれだけだと仮定してディベーターの習性でちょいと反論。

1.1万1000減ることの根拠は?
2.400m伸びるというのはあくまで平均値。遠くなる距離の最大はどれほどか。少なくとも郵便局を利用できなくなる人はいるのではないか。
3.400m伸びても徒歩圏という根拠は?高齢者が多いであろう過疎地での400m伸びたら事実上利用できなくなる人はいるのではないか。

まあ日経ビジネスに引用されているだけじゃ何ともいえないんですけどね。

それだけ。
keitasakurai at 22:50|この記事のURLComments(7)TrackBack(0)

2005年07月18日

ディベート4年生飲み会

新宿で開催された4年生ディベーター限定飲み会。
総勢15、6人(くらい?)来たのは始めてかも。

しかしNAFAノリはすげえ。どこからそんなイジリが出てくるんだろう。絡みまくりだ。

ほぼ初対面だった聖心の佐久間さんは、「ダンボ」というのが第一印象になりました。どうやら自分でダンボと名乗ったそうな。大藤くんがしきりに「新浦安はダンボの名産地」と叫んでいたが、まるでダンボが消費財のような扱われ方だ…。
keitasakurai at 23:45|この記事のURLComments(0)TrackBack(3)

2005年06月14日

JDA-ML

今頃そのテーマかよ!と思われるかもしれませんが、まあいいでしょ。
 
今になってようやくJDA-MLを読みました。議論の是非についてはこことかこことかここなんかで話されているしいいでしょう。
 
じゃあ何を話すんだ、ということですが、ジャッジやってみての感想でも書きましょう。不合理な解釈はジャッジが退けるべきなんて書かれていますが、そんなことが簡単にできるのはごく一部のジャッジです。
 
少なくとも僕はできません。英語力的に間違っていると言い切れないのもそうですが、ディベーターが議論した結果であるのでできるだけ尊重したいからです。
 
それでは解決策ですが、何が不合理であるかの明確な基準を設定した上で、ジャッジがそれをラウンド中に判断できるようになるかを考えなくてはならないと思います。不可能に近いのかな、とも思いますがね。
 
でも、確かに間違ってる解釈(って分かってるならジャッジとして切ればいいのだけど)で勝ってしまうのは良くない傾向だとは思います。そういうわけで日本ではアカデミックディベートでなく「デベ」になってしまっているから。
 
PS 廣江さんのご意見はめちゃくちゃ参考になりますよ。

keitasakurai at 02:52|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2005年05月30日

そろそろUT Exchange

UT Exchangeの呼びかけを行う季節になりました。
 
これは毎年UTとSophiaの新入生がディベート対決をする企画です。SophiaのESSでは、前期に新入生がスピーチ、ディスカッション、ドラマ、ディベートをそれぞれ体験します。UT Exchangeはその第4弾なわけです。
 
それで論題をどうするかが問題となりますが、僕が1年の頃まではその時々の論題を使っていました。僕は国籍をやりましたね。で2年前からは原子力発電所廃止に変わりました。
 
ですが、新入生によりよくディベートを知ってもらおうと思うのであれば論題をクローンのときのにしたらいいのではないでしょうか。と思いついて走り書きしたものを、アドバンテージ形式でお送りします。
 
現状: 原子力発電所rez
solvencyが"eliminate causality"である
→sonvencyだけないのはアンバランス。eliminate=solveではない。
disadがjobless
→もっともらしくない。ディベートの悪い部分
impactが同質ででっかいものどうし
→真の意味で違いを突き詰めるコンパリが難しく、意味がない
 
重要性: フレッシュマンに有意義なディベートを。
フレッシュマンにディベートの本質、面白さを分かってもらえない
 
解決性: クローンrez
advantageを出すのにある程度のステップが必要
→本当のsolvency(planのエフェクトとしての)に触れてもらえる
臓器移植VS人権disadでqualityの違うコンパリ
→フレッシュマンが自分の頭で考えて2つの物事を比較できる
 
まとめると
ディベートの本質や面白さを体験してもらうにはクローンのほうが効果的

keitasakurai at 23:41|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)
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